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流行の兆しを見せているはしかの予防接種について

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1.流行の兆しを見せるはしか

はしかは、日本では完全に抑え込まれて発症は何年も認められるていませんでした。

しかし、台湾からの旅行者によって持ち込まれたはしかにより、はしかが流行の兆しを見せており、注意が必要です。
はしかは、インフルエンザ同様にウィルスによる感染ですが、インフルエンザ等より感染力が強く、1人の患者がうつす可能性がある人数は、インフルエンザ等より非常に多い為、流行するとあっと言う間に感染者が拡大する可能性があるのです。
はしかを発症した場合の症状としては、初期には鼻水やくしゃみや38℃前後の発熱等で、風邪に似た症状が現れます。

その後、口の中の粘膜に、小さい白い斑点が出ます。

その後3~4日ほどで熱は一旦下がりますが、約半日後に再び熱が上昇し、同時に赤く少し盛り上がった発疹が体中に現れます。

症状は10日余りでおさまりますが、時として肺炎や中耳炎などを併発する事があります。また、成人になってかかると重症化しやすいと言われています。

 

2.はしかの予防接種

はしかの予防接種は決められた期間であれば、国の負担で受けることができ、現在では多くの方が1歳までに風疹との混合ワクチンを2回うっているので、免疫を持っているのが一般的です。
ただし、はしかの予防接種は1回では十分に免疫ができないため、母子手帳で2回予防接種をしている事を確認し、1回しかしていない場合には病院に相談し、2回目の予防接種をうつのが良いでしょう。
また高齢者の方は、はしかのワクチンがない時代に育ってこられましたが、その時代には、はしかが流行する事もあったため、多くの方が自然に免疫を得ている事が多いようです。
はしかは、予防接種が1回しか行われていなかった時代に育った10代後半や20代の人が発症するケースが近年では多いと言われています。

こうした方も母子手帳が残っていれば、予防接種を受けた回数等の把握をして、追加接種を受ける等の対処をされる事がお勧めです。

 

3.はしかを発症した場合の治療

はしかにかかっても、特効薬はありません。

はしかの症状を緩和するための対症療法と細菌の2次感染による合併症の発症を抑える治療が中心となります。

それだけに、ワクチンの予防接種を受ける事が重要と言えるのです。
はしかにかかった時の対処法は、病院で指導してもらえるでしょうが、発熱に因る脱水症を防止するために水分を十分に取る、発熱時に頭を冷やす、室温は20~25℃程度とし、加湿器や濡れタオルで室内の空気を保湿する事が大切です。
また予防接種を2回受けておらず、免疫が確実にない人が、はしかにかかった人と接触された場合には、潜伏期間が10日程あるので、その間に病院で治療してもらうと、発症しても軽くて済むので、相談されると良いでしょう。

 

4.はしかに混同されやすい3日はしか

はしかはによく似た病気に三日はしかと言うのがあります。正式な病名は風疹です。

この風疹もはしか同様赤いブツブツの発疹があり、しかも短期間で治る為、三日はしかとも呼ばれていますが、はしか(麻疹)とは全く異なる病気です。
三日はしかに掛かると、最初に耳のうしろや首などのリンパ節が腫れ、その後に、米粒大の淡いピンク色をした発疹が顔や耳の後ろ側に現れます。

発熱をともなう事もあり、1~2日で発疹は全身に広がります。しかし3日程度で発疹は自然に消えて行きますが、この時に強いかゆみを伴うのが一般的です。
風疹は、はしかのように重症化する事は少ないですが、3カ月以内の妊婦が感染すると、胎児に重大な影響が出る事があり、注意が必要なのです。

風疹の予防には、はしか同様ワクチンの接種が大切であり、子供のうちにはしかと共に予防接種を確実に受けるように心がける事が重要です。